所得税の納税証明書(その1)をオンラインで簡単に取得する方法
納税証明書とは
納税証明書は、確定申告書類を提出した際の納付すべき税額、納付した税額、未納税額などを証明する書類です。
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主な種類と内容は以下の通りです。
納税証明書の種類と内容
所得税の納税証明書には主に以下の4種類があります。
- 納税証明書(その1):納付すべき税額、納付した税額及び未納税額等の証明。特に、納税が完了していることを証明するために利用されます。
- 納税証明書(その2):課税標準額や所得金額を証明。主に、所得に関する詳細な情報が必要な場合に利用されます。
- 納税証明書(その3):未納の税額がないことの証明。
- 納税証明書(その4):証明を受けようとする期間に、滞納処分を受けたことがないことの証明。
納税証明書(その1)の画像
下記の画像は「納税証明書(その1)」の上部を抜粋した画像です。
納付すべき税額、納付した税額及び未納税額等が記載されています。そのため、公的な仕組みを利用する提出資料の一つとして「納税が完了していることを証明する」ために利用しますので、納税証明書の取得方法を覚えておきましょう。
納税証明書の用途
納税証明書は、以下のような様々な場面で必要とされます。
- 経営セーフティ共済:事業者が経営安定を図るための共済制度に加入する際に、納税証明書が必要となります。
- 補助金申請:地方自治体や国からの補助金を申請する際、納税証明書が求められることがあります。
- 融資申請:金融機関からの融資を受ける際に、納税状況を確認するために納税証明書を提出することが求められることがあります。
- 入札参加:公共事業の入札に参加する際に、納税証明書を提出することが必要です。
これらの証明書を持っていることで、事業活動をスムーズに進めることができます。
経営セーフティ共済について
経営セーフティ共済は、フリーランス(個人事業主)や中小企業が経営の安定を図るために加入する共済制度です。この制度に加入することで、経営の急な変動や取引先の倒産など、予期せぬ事態に対する備えができます。共済金の支給を受けるためには、納税証明書が必要です。
補助金申請の際の納税証明書の役割
補助金は、地方自治体や国が特定のプロジェクトや事業を支援するために提供する資金です。補助金を申請する際には、申請者が納税義務を適切に履行していることを証明するために、納税証明書の提出が求められることが一般的です。

必要な準備
オンラインで納税証明書を取得するためには、いくつかの準備が必要です。
ここでは、具体的な準備事項について詳しく説明します。
マイナンバーカード
マイナンバーカードは、日本国民全員に発行される個人番号カードです。
このカードは、所得税の納税証明書をオンラインで取得する際に必要となります。マイナンバーカードをまだ取得していない場合は、市区町村の窓口で申請する必要があります。
マイナンバーカードの申請手順
- 市区町村の窓口で申請書を受け取ります。または、オンラインで申請書をダウンロードすることもできます。
- 申請書に必要事項を記入し、本人確認書類(例えば運転免許証やパスポート)を添えて提出します。
- マイナンバーカードが発行されると、市区町村の窓口で受け取ることができます。
電子証明書
電子証明書は、オンライン上での本人確認を行うためのデジタル証明書です。マイナンバーカードには、この電子証明書が組み込まれています。電子証明書が有効であることを確認するために、カードの有効期限を確認してください。
e-Taxアカウントの作成
e-Taxは、国税庁が提供するオンライン申告システムです。納税証明書をオンラインで取得するためには、このe-Taxのアカウントが必要です。
e-Taxアカウントの作成手順
- e-Taxの公式サイトにアクセスします。
- トップページから「新規利用者登録」を選択します。
- 利用者情報を入力し、アカウントを作成します。これには、氏名、住所、電話番号などの個人情報が必要です。
- 登録完了後、ログインIDとパスワードが発行されます。
ICカードリーダライタ
ICカードリーダライタは、マイナンバーカードを読み取るためのデバイスです。これを使用して、電子証明書を認識し、オンラインでの手続きを行います。現在はスマホでもマイナンバーカードを読み取れるので、別途、ICカードリーダーなどを用意する必要はほとんどありません。
スマホでの読み取りに対応していないソフトを利用する場合は別途必要になりますので、もし、必要であればICカードリーダライタは、家電量販店やオンラインショップで購入することができます。

e-Taxのログイン手順とメインメニューからの証明書取得手順
ログイン手順
e-Taxを利用して納税証明書を取得するためには、まずe-Taxにログインする必要があります。
以下はログイン手順の詳細です。

- e-Taxの公式サイトにアクセスします。
- トップページの「ログイン」ボタンをクリックします。
- マイナンバーカードをICカードリーダライタにセットします。
- 電子証明書を用いてログインを行います。この際、電子証明書のパスワードが必要です。
証明書取得の手順(概要)
ログイン後、以下の手順で納税証明書を取得します。
- ログイン後のメインメニューから「申請・納付手続きを行う」を選択します。
※ Mac の Chrome で表示したところ「申請・納付手続きを行う」だけ、JavaScriptのクリックの処理が無効になっていたので、デベロッパーツールのスマホビューを利用して申請を進めました。(Mac の推奨ブラウザは「Safari」のためこういうことがあります。) - 「納税証明書の交付請求(電子交付用)」を選択します。
- 申請フォームに必要な情報を入力します。
- 入力内容を確認し、申請を完了します。
納税証明書取得のための具体的な手順
以下に、納税証明書を取得するための具体的な手順を詳細に説明します。
ログイン後のメインメニューの選択
e-Taxにログイン後、メインメニューが表示されます。ここで「申請・納付手続を行う」を選択します。このメニューは、各種証明書を申請するための入り口となります。

申請対象の選択
次に、取得したい証明書の種類を選択します。ここでは「所得税の納税証明書(その1またはその2)」を選択します。この選択肢は、納税状況や所得金額を証明するためのものです。
申請フォームの入力
選択後、申請フォームが表示されます。
フォームには、以下の情報などを入力する必要があります
- 納税期間
証明書が必要な納税期間(例:令和 5年)を指定します。
これは、特定の年度や期間を選択するものです。 - 必要な証明書の種類
「その1」「その2」などを選択します。
それぞれの証明書の用途に応じて選択をする必要があります。
入力内容の確認
すべての情報を入力したら、次に進む前に入力内容を確認します。
特に納税期間や証明書の種類に誤りがないかを確認します。
申請の完了
入力内容を確認後、「申請」をクリックして申請を完了します。
この時点で、納税証明書の発行手続きが開始されます。
※ 送信した申請の処理は、ほぼ翌営業日に受理されているイメージです。
申請に不備があると担当職員の方から連絡があるそうです。

取得手数料の支払い方法と確認手続き
支払い方法
納税証明書の取得には手数料が発生します。手数料の支払い方法は以下の通りです。
- クレジットカード:オンラインでクレジットカードを使用して支払います。
- コンビニ支払い:指定されたコンビニエンスストアで支払います。
- 銀行振込:指定された銀行口座に振り込みます。
支払い手続きの詳細
クレジットカードでの支払い
- e-Taxの申請画面で「クレジットカード」を選択します。
- カード情報を入力し、支払いを完了します。
- 支払いが完了すると、確認メールが届きます。
コンビニ支払い
- e-Taxの申請画面で「コンビニ支払い」を選択します。
- 支払い番号が発行されます。この番号をメモします。
- 指定されたコンビニエンスストアに行き、支払い端末で番号を入力し、支払いを完了します。
銀行振込
- e-Taxの申請画面で「銀行振込」を選択します。
- 振込先の銀行口座情報が表示されます。この情報をメモします。
- 自分の銀行から振り込みを行います。
確認手続き
支払いが完了したら、以下の手順で確認します。
- e-Taxのマイページにログインします。
- 「申請状況確認」を選択します。
- 支払いが完了していることを確認します。支払いステータスが「完了」となっていることを確認します。
証明書のダウンロードと保存方法
証明書のダウンロード
納税証明書の発行が完了したら、以下の手順でダウンロードします。
- e-Taxのマイページにログインします。
- 「取得した証明書」を選択します。
- ダウンロードリンクをクリックして、証明書をダウンロードします。
証明書の保存方法
ダウンロードした証明書を安全に保存するためには、以下の方法があります。
- ローカルストレージに保存:パソコンのハードディスクやUSBメモリに保存します。
- クラウドストレージに保存:Google DriveやDropboxなどのクラウドサービスに保存します。
納税証明書は、後々の手続きで必要となることが多いため、安全な場所に保管しておくことが重要です。

よくある質問とトラブルシューティング
よくある質問
Q1. 納税証明書を取得するために必要な手数料はいくらですか?
手数料は、証明書の種類や取得方法によって異なります。通常、納税証明書の手数料は数百円から数千円程度です。具体的な金額は、e-Taxの公式サイトで確認できます。
Q2. 納税証明書の発行にはどれくらいの時間がかかりますか?
通常、オンラインでの申請から発行までには数日かかります。ただし、申請内容や申請時期によっては、さらに時間がかかる場合もあります。余裕を持って申請することをお勧めします。
Q3. 電子証明書のパスワードを忘れてしまいました。どうすれば良いですか?
電子証明書のパスワードを忘れてしまった場合は、市区町村の窓口でパスワードの再設定手続きを行うことができます。本人確認書類を持参して、窓口で手続きを行いましょう。
トラブルシューティング
ログインできない場合
- 電子証明書が有効か確認します:電子証明書が有効期限内であるか確認してください。有効期限が切れている場合は、更新手続きを行う必要があります。
- マイナンバーカードの有効期限を確認します:マイナンバーカード自体の有効期限も確認してください。有効期限が切れている場合は、再発行手続きを行う必要があります。
- インターネット接続を確認します:インターネット接続が安定していることを確認し、再度ログインを試みてください。
証明書がダウンロードできない場合
- インターネット接続を確認します:インターネット接続が安定していることを確認してください。
- ブラウザのキャッシュをクリアし、再試行します:ブラウザのキャッシュが影響している場合があります。キャッシュをクリアしてから再度ダウンロードを試みてください。
- e-Taxのサポートセンターに問い合わせます:それでも解決しない場合は、e-Taxのサポートセンターに問い合わせて、具体的な対処方法を確認してください。
まとめ
以上の手順を踏むことで、所得税の納税証明書をオンラインで迅速かつ正確に取得することができます。納税証明書は、事業活動をスムーズに進めるために重要な書類ですので、必要に応じて適切に取得し、活用してください。
この記事が皆様の納税証明書取得の手助けとなれば幸いです。何か不明点がある場合やトラブルに遭遇した場合は、e-Taxのサポートセンターにお問い合わせください。
以上の説明を通じて、納税証明書をオンラインで取得するための手順や注意点について詳細に解説しました。納税証明書の取得は、一見複雑に思えるかもしれませんが、正しい手順を踏めばスムーズに進めることができます。納税証明書を取得する際には、この記事を参考にして、正確かつ迅速に手続きを進めてください。
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